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「すみつぎ」、リバースモーゲージとリースバックの経済面での違いについて

自宅を活用して資金を得る方法としては、金融機関が提供しているバースモーゲージ、不動産会社やリース会社が提供しているセール・リースバック(以下:リースバック)の2つのサービスがよく知られています。この2つのサービスの違いは自宅を担保にお金を借りるか、自宅を売却して以後は賃料を払い続けるものと認識している方が多いのではないでしょうか。

今回はリバースモーゲージ、リースバックと当社サービス「すみつぎ」を比較すると、経済面での違いはどれほどあるのかについて解説をします。

70代のご夫婦が各サービスに取り組んだ場合・・・

下記のご夫婦が各サービスに取り組んだ場合、各サービス毎の収入と支出が幾らくらいになるのか検証してみます。

  • ご年齢              :夫(72歳)妻(70歳)
  • ご自宅の現在の市場価値      :3,000万円

「すみつぎ」における売却価格の算出は、現在の市場価値に対して1年あたり2%の割引率を用いています。本ケースの場合、期間を21年としているため、市場価値から42%を割り引いています。

*金融機関が提供しているリバースモーゲージを利用して借入を行う場合、借入可能額は不動産評価額の50%が上限とされるケースが多い。
**不動産会社やリース会社が提供しているリースバックにおいては、当初の不動産の買取価格は市場価格の60%~80%とされるケースが多い(上記表では70%と設定)。また、月々の賃料は買取価格に対して年8%~12%で設定されるのが一般的(上記表では8%で設定)。

上記表において期間を21年としている理由は、厚生労働省が毎年公表している簡易生命表を参考にしています。簡易生命表令和3年版によると、72歳男性の平均余命は14.51年、70歳女性の平均余命は20.31年とされています。そのため期間が長い、21年(小数点は切り上げ)を採用しています。

3サービスを比較した結果・・・

3サービスを比較すると、経済面では「すみつぎ」が優れていることがわかります。

「すみつぎ」において、売主は一括で大きなお金を受け取ることは出来ませんが、毎月分割で売買代金を受け取ることができます。そして、他のサービスとの大きな違いは毎月の支出がないことです。

リバースモーゲージを利用して金融機関よりお金を借りると、毎月利子の支払いが必要となります。リースバックの場合は、ご自宅の売却後は賃貸借契約を結んで住み続けることになるので、毎月賃料を支払う必要があります。一方、「すみつぎ」は2つのサービスとは違い、毎月売買代金を受け取ることが出来るのです。

まとめ

この先、何年分の老後資金を用意しておく必要があるのかわからないことが、皆様にとって一番悩ましいことではないでしょうか。ご自宅を活用して資金を得ることが出来ても、毎月支出が伴ってしまっては、本当の意味で不安が解消されたとは言えません。

もちろん、一括でお金が必要な場合、数年先に転居や施設に入所するため一時的に大きなお金が必要という場合にはリバースモーゲージやリースバックが有用であることは間違いありません。

今すぐ大きなお金が必要でないけど、ご自宅を活用して資金を得たい方は「すみつぎ」を利用されるのが得策です。興味・関心のある方は、お気軽にお問合せください。

より詳しくリバースモーゲージ、リースバックと「すみつぎ」の違いについて知りたい方は、こちらの記事(https://likelife.co.jp/column/73/)をご覧ください。